理系学生の就活話

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就活で思ったこと3

 

なかなかマメに更新は難しいですね。

実験にゼミに忙殺されていましたすみません^^;

 

さて、今まで不満なことや大事なことについてつらつらと書いてきましたが、今回は新卒採用の是非について書きたいと思います。

新卒という切符を使わないと一生正社員になれない、フリーターニートで一生終えてしまう…そんな不安感が就活中常についてまわりました。

 

ですが、新卒にこだわるのって日本ぐらいですよね。

人によっては大学が暇なので就活の時間を十分に取ることができ、全く困らない人もいるとは思いますが理系は違います。

実験、ゼミと並行して行わなければならない。大学や教授は勝手にやれと言わんばかりで、むしろ就活を推奨しない風潮があると感じました。

私の研究室はそのあたり緩いので非常に有難かったですが、中にはブラック研究室、、就活を蔑にし、研究要請ばかりするところもあるようです。恐ろしいですね。

 

…これってとても不公平だと思いませんか?

 

そこで、私なりの就活システムがこうなると良いのに、、

というのを挙げてみます。

まず小学校を4年生までにし、20歳で大卒になるようにする。そして翌年は1年就活期間にする。

つまり大卒になってから初めて就活を始めるわけです。

1年期間を設けることで今よりも長期インターンに参加しやすく、お互いの相性を長期にわたって確認できることがメリットです。

ところで今の制度だと院卒で24歳ですよね。

一浪or一留してしまうと25歳、、

話が少しそれるうえに自論ですが、少子化の原因は女性が大卒で就職するというのが、大きな原因ではないかと考えています。

昔は短大卒が多かったので今よりも2年早く就職をするわけですから、その分若くして社会人になれますよね。

 

日本はやたらと高齢者を優遇し、若者に厳しいですが

将来のことを考慮するとどちらを優先すべきかは

火を見るより明らかだと思うのですが。。

 

話を戻しまして、先ほど独自の就活システムを述べましたが、あくまで一例です。

他にも大学がもっと企業との繋がりをもつ、研究者になる人だけが院に進む制度にするなど、現状はいくらでも改善する余地があると思っています。

 

今回は短いですが、このあたりで。

 

~追伸~

非常に亀更新のこのブログですが、いつの間にか読者がついて下さり驚いております。

有難うございます…!!

 

就活で思ったこと2

前回は不満なことをメインに書きましたが、今回は大事だと思ったことを書きたいと思います。

 

・情報収集

私の周りは院進学がほとんどで、身近に就活をしている人が本当に少なく文系のように9割以上就活という環境に比べて情報収集はかなり難しかったです。とはいえ周りが皆就活という環境もそれはそれで大変そうですがね…

さて、なぜ情報収集が大事と感じたか、ですがやはり知らない業界、会社ってかなりあるのです。当たり前ですね(笑)そしてその中から、いかに自分にフィットする会社を見つけるかってかなり大変なんですよ。身一つで見て回るのは限度がありますし、調べてもなかなか出てこない会社なんてザラです。実は私が最終的に就職することに決めた会社は、業界も含め全く知らなかったのですが、偶々友人が受けていて知って…という経緯があります。なので何回でも言います、情報収集は本当に大事ですよ!

 

・余計なことはシャットアウト

今はSNSが爆発的に普及しているせいで、便利なことはもちろん多いですが、いらない情報というのも同じだけありますよね。

個人的にはまだ就活している人が多いにも限らず堂々と内定報告とかよくやるな~(苦笑)という感じでした。

気にならない人は構わないと思いますが私は気にしてしまうタイプなので、他人が内定をもらった報告や遊んでる情報等は積極的にミュートしていました笑

あとは会いたくない人には会わない、避けるというのも大切ですよ。ただでさえストレスフルなのに「就活どう?」なんて聞かれた日にはデスノートに名前書いてやる…!てなりますから。

 

・よそはよそ、うちはうち精神

内定をもらった人って大概持っていない人を見下す風潮があるのですが、私は内定を持っているからといって全然偉くないし、威張れることだとは全く思いません。受験のノリで言っているのかもしれませんが、受験と就活は全く別物です。受験は基本的にフェアですし、旧帝や医学科に入った人は頭の良さが証明されますよね。一方、就活はどうでしょうか。たまたま自分を評価してくれる会社を、本当に運良く見つけられたに他ならないのでは?と私は考えています。縁だのなんだの言われていますが運です、運。昔はどうか知りませんが今は大企業に入ったからといって安泰という時代ではありませんよね。また、内定が欲しいだけならそれこそ人手の足りていない業界を受ければ高確率でもらえるところもありますし、内定持ってる=勝ち組の感覚は未だに理解できないです。

 

・少しでも合わないと感じたらさっさと辞めること

説明会に参加する度に思ったのですが、早々に合わないと感じる会社って結構ありました。会社紹介の映像一つ取っても、社員がAKBの歌に合わせて踊ってるのとか個人的にはドン引きでした。本気で踊っているのならそこまで不快ではなかったかもしれませんが(笑)正直かなりどうでも良いですし本気で帰りたいなと思いました。おそらく社員の仲のよさ、楽しく働いてますよ感を出したかったのだろうなーというのは分からなくもないのですが、、根本的に、わざわざ踊る必要ありますかね?自己満足感しか感じないのですが。普通に紹介したら良いのにと思います。

この項目は挙げると枚挙にいとまがないのですが、あと一つだけ言わせてください。業務連絡に顔文字を入れてくる会社は即辞めました。

 

・選考を受ける会社の時間と場所はしっかり調べておくこと

これも本当に大事なんですよ。選考会場の場所が非常に分かりにくいこと、、多々ありました。あまり詳しく書くと特定されそうなのでぼかしますが、某都市は地下はまだしも地上に出ると向こうに行きたいのに行けない!なんてことよくあります。建物は分かっても入り口が見つからないなど、、エレベーターが何階止まりで目的の階に到達できないなど(笑)書き出すと本当にきりがないのですが、もう一つ大事なことを。徒歩1分は出口を間違わずにどんぴしゃ最短コースでこれたときにだけいえる話です。たいてい迷うので余裕を持っての行動を心がけましょう。

 

・体調管理

私は幸い実家生なので食事に関しては特に問題なく、体調を崩すこともなかったのですが(もちろん精神的には病むときもありましたが)下宿生は大変だと思います。説明会や選考でくたくたになっても自炊をしなければならなかったり、、栄養が偏ってしまうこと多々あるのではないでしょうか。難しいとは思いますが野菜をしっかりとること、風邪っぽいと感じたらすぐにトローチをなめる、しっかり睡眠をとるなど体調は常に整えるようにしましょう。大事な面接の前に風邪で最悪、なんて洒落になりませんから。個人的に人事の方が風邪をひかれていると、うつされたら困るのでマスクして良いですか?と本気で思いました。

 

 また、思い出しながら少しずつ更新していこうと思います。

それでは今日はこのへんで。

 

 

就活で思ったこと

 

前回は生物系就職について書きましたが、今回は少し話を変えて…

といっても就活のことですが、個人的に良くないと思ったことを書きます。

 

手書きの履歴書orES

本当にこれは必要か?と毎回思いました。

いまやパソコンでやり取りするのに手書きがそこまで重要だとは全く思えません。

労力の無駄です。字が綺麗か見たいのであれば名前をその場で書かせるで十分ではないでしょうか。

 

リクルートスーツ

入社してから着ないのに就活のためだけに存在する服装。

男性はどんなに暑くても第一ボタンまでしめてネクタイって過酷ですよね。

一方女性は就活生と一目でわかること、どんなに寒くてもスカートにストッキングというのはイケてないと思います。

日本は二季化しつつあるので、暑さ寒さを考慮した服装が認知されれば良いのにと願うばかりです。

 

 ・交通費問題

私は比較的便利なところに住んでおり、定期もあるので助かりましたが、それでも交通費はかなりかかりました。

最終選考でも交通費を支給してくれる会社ってごく一部ですよね。

地方民の方は本当に大変そうだと思いました。

せっかくバイトで貯めたお金も交通費で消えていく、、悲しいですね。

もっと地方民にもやさしい仕組みができると良いのですが。

 

・公平という名の不公平

学歴フィルターだの性別だのありません、という企業が多いですが、

個人的には建前ではそう言っていても当然あると思います。

むしろ就活生側からすれば、明るく元気でコミュニケーション能力のある人

と書かれるより、〇〇学部でTOEIC600以上etc…など具体的に書いてくれているほうが親切だと感じました。

もし前者のように書かれると誰でも応募出来てしまいますよね。

すると当然、初めから該当しないのに落とされて泣く人がわんさか出てきます。

…反発する人ももちろんいるかとは思いますが私は学歴も十分考慮すべき対象だと考えています。

なんのために頑張って勉強をし、そこそこの大学に進学したのか。

そのへんの労力も少しぐらい買ってくれては良いのでは?と言いたいです。

 

・選考が長過ぎる

短すぎるのも心配ですが、一ヶ月以内には決着がつくようにして欲しいです。私は一度2~3ヶ月要した選考の(確か5次)最終面接で落とされたことがあるので、落とすならもっと早く落として欲しかった、、とめちゃくちゃ思いました。

なんせ落ちてしまうとそれまでにかけた時間に労力、すべて無に帰しますからね。

 

・理系は研究があるので就活の時間を取りにくい

就活中、私立文系で就活に専念にてもらうため前期は大学に来なくても良いところがあると聞きました。

理系はそうはいきませんよね。研究と並行してしなければなりません。

私自身、ゼミの発表前はかなり負担であると感じました。

大学側も研究に専念して欲しいのであれば就職先を用意すべきでは?と強く思いました。

 

ひとまず、思い出せる範囲で列挙してみました。

少しでも就活システムが改善されると良いのですが。

 

生物系就職が厳しい理由

 

理由は色々ありますが、まず生物ってオタク学問なんですよね。

極端な話、ある生き物の習性がわかったところで何か社会において役に立ちますか?もちろん役立つこともあるとは思うのですが、非常に稀なケースではないでしょうか。生物系全般に言えると思うのですが、すぐに社会に、人に役立つ研究なんて本当に少ないのです。

 

さて、続いて就職先について考えてみます。

たとえば食品系の就職についてですが、案外理系なら学部を問わないところが多いです。生物ができることは他の学部でも構わないのです。

続いて製薬系。こちらは言うまでもなく薬学部や化学科が有利になります。

生物系ですと就職先に食品、化粧品、製薬あたりを想定される方が非常に多いのですが、はっきり言います。全く需要はありません。

 

ということで、理系だと院進学を大抵勧められると思うのですが、個人的に生物系で院進学はかなりリスキー。運よく研究職につければ良いのですが、非常に狭き門ですし、文系就職となった場合、せっかく今まで研究していたことが生かせませんよね。

 

 

ここまでお読みになった方で、いやいや生物系じゃなくても研究職につくのって厳しいよ!と思った方はおられますでしょうか?

 

なぜ厳しいのか、狭き門なのか、、

その答えは希望者に対して圧倒的に募集人数が少ないからですよね。

 

ではさらに、なぜたとえ大企業であっても営業は人数を多く募集しているのに研究職となるとそんなに少ないのでしょうか?

 

私は就活をするまで本当に知らなかったのですが

いまや研究職はアウトソーシングに頼るところが多いのです。

 

え?アウトソーシング?と思われた方は一度ググってみてください。

 

ここからは個人的な見解ですが、企業は人材育成に投資したくない、研究職として雇ってしまうと成果の有無にかかわらず正社員としてそれなりの待遇をしなければならない…とまぁこういったことが背景にあるのではないでしょうか。

 

実はこれは研究職に限った話ではなく、事務職にもいえる話なんですよね。事務職というのは専門的なものでない限り、基本的に誰でもできるので派遣で十分なのです。

文系で事務職につくのが非常に厳しいというのも、こういったことが裏にあるのでは?と就活を通じて思いました。

 

こういった情報はなかなか出回らないですし、大学はそもそも無関心ですよね(笑)

私立はわかりませんが、少なくとも国立大学は何も今の就活について知らないと感じました。

 

と、こんな感じで研究職につきたい人、あるいは研究職を勧める人は現状を知らないのでは?と思い書きました。

 

参考にしていただければ幸いです。

 

今日はひとまずこのへんで。

 

はじめまして

 

まずは簡単に自己紹介から。

あまり詳しく書くと特定されそうなので、、ざっくり言いますと今年卒業の生物系専攻の大学生です。

 

つい最近まで就活をしていました。

このブログでは主に生物系は就職が厳しい厳しいと言われるけれども、なぜそうなのか?一体どういう仕組みで厳しいのかについて書いていきたいと思います。

 

私自身就活を通じて本当に知らないことが多く、誰も言わないし教えてくれないけどそんなカラクリがあるのかと驚かされました。

 

生物系専攻でなくても就活を控えている方、就活は終えてる、もしくは無縁だけど少しでも興味をもったという方に見ていただければと思います。

 

少しずつ書いていこうと思いますので、よろしくお願いいたします。